7月 24

2004年に買った赤坂の家を、6年弱住んだところで来週売却します。そこで気がついたことをまとめてみようと思います。今回のケースは、売却価格が購入価格を上回るというラッキーなケースですが、もしその逆だったらこのエントリーを書く気も起きなかったでしょう。

まず、実際の僕たちの事例について。

購入時の出費は、購入価格(100%)、購入手数料(3%)、リフォーム代(8%)に管理費6年分(6%)を含めてトータル、購入価格の117%。

一方の売却価格は購入金額の3割増しで130%、これに3%の売買手数料がかかるので、購入価格の3.9%

銀行ローン(金利1.9%)は、6年間で購入価格の30%を返済していますが、金利分が12%あるので、これは損金です。また固定資産税は6年間で2.5%支払っています。

で、これをトータルすると、出費が、購入価格+購入手数料+リフォーム代+管理費+ローン金利+売却手数料+固定資産税で、購入価格の135.4%になります。これを約3割増で売却するので、6年間の収支はトントンです。つまり、6年間赤坂の1等地にタダで住んだ事になります。

でも、これは偶然値段が上がったからであって、こういうラッキーなことは普通は起きません。もし、購入価格と売却価格が同じだったとすると、同じように計算すると、売却手数料が少し下がるだけで、購入価格の34.5%を持ち出す事になります。これは6000万の家なら、2000万程度ですから、6年で割るなら、月27万の家賃を支払った事になります。現在の家賃相場が30万プラス管理費程度ですから、値段が下がらなければ賃貸に住むのとあまり変わりありません。

じゃあ、売却価格が1割下がったとしたら、月の出費は36万になって、明らかに借りた方が得。1割下がる事なんかざらだし、新築なら買った瞬間に2割くらい下がってもおかしくない。ということは、賃貸と購入のどちらを選ぶかは将来のリスクをよく勘案して選ばないといけないことになります。不動産売買で利益を出すには、キャッシュで買う事、手数料を払わない事、大幅に値上がりすることのどれかしかありません。リフォーム代金は完全な損金と考えておいた方が良いです。

僕たちのような仕事は、5年後にどこにいるか分かりません。ということは、5年後の不動産価格という予測困難なリスクを抱えるよりも、家賃という予め予測可能なリスクを取るという選択もありじゃないかと思うのです。

僕たちが今住んでいる原宿の家は、もし買ったとすると月のローン支払いが現在の家賃の5割増しになります。しかも購入手数料売却手数料に金利を考えると、5割じゃききません。となるなら、便利な場所で、しかも不動産価格と比較して家賃が安い場所を探すということが、現在の一番良い選択のような気がします。自分の住居費に出せる上限を決めて、その範囲で一番地価の高い所、通勤に便利な所を探す。不動産価格のリスクは大家に負ってもらって、そのリスクで自分の生活の質を上げるというのが、結構賢いのではないかと思うのです。
ただ、この逆ざやはボリュームゾーンの家賃レンジでは起きません。家賃を下げる理由が大家にないから。逆に高額物件にこそそういう旨味が隠れているので、価格交渉を考慮して一つ上のレンジに挑むというのが、面白いのではないかと思うのです。同じ10万払うのでも、15万を10万に値切ったものは、明らかに生活の質が違いますよ。

7月 21

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たらづんが、KAUPONで駒場のラーメン屋「千里眼」の半額クーポンを4枚買ってくれたので、ikegとの打ち合わせついでに、自分でもクーポンを買っていた健君と一緒に行って来ました。

お店の構えが通りからはフラットで、気にしなければ通り過ぎてしまいそうになります。カウンターに12席の比較的小さな構えのお店。ラーメンは、写真を見ての通りの「二郎」インスパイヤ系です。勿論、野菜ニンニク脂マシマシの呪文も通じます。辛揚げという謎の天かすもありました。
麺の量は標準で300gだそうですが、きっちり秤で測っているのは二郎本店と違います。味は、美味しく食べられる範囲内なので、美味しく食べました。っていうか、ウマかった。量も程々で、山登りの覚悟は必要ありません。

やはり二郎本店を経験していると、二郎インパイヤ系の評価が簡単に出来ます。おそらく、評価軸のキャリブレーションの為にも、時々は三田に向かわないといけないという事なのかも。

食後は、東大のファカルティクラブでikeg、健くんと日本の将来について話しました。

7月 20

これまで慢性ECoG電極を使った記録手法を開発してきましたが、表面だけでは物足りないので、もう少し深い所に潜る事にしました。

昨日行った手術は、前頭葉の内壁にECoGを、深部核の4カ所に各4チャンネルのワイヤー電極を入れました。深部は、Amygdala, Accumbens, VTA, Habenulaの4カ所。
内壁のECoGインプラントは、2ヶ月前に一度行った事がありますが、思ったよりも大変。ブリッジングベインを避けて、大きめのECoG電極を脳梁をクルンと回り込む形でインプラントするのは、少し度胸が要ります。今回便利だと思ったのは、ECoGをホールドする用に買ってみた、先端が四角く平らになってる切手用ピンセット。これが安いんだけど、深い所へ押し込むのに丁度良い。内壁のインプラントには必須でしょう。
深部用ワイヤー電極は、50ミクロンのワイヤーを4本束ねたモノで、ガイドチューブを使ってインプラントしますが、少し工夫をして、ガイドチューブはインプラント後には抜去できるようにしています。このインプラントの手順は、結構考えたんですが、実際にやってみるとまだ改善の余地があることが分かりました。そうは言っても、手技的には最低限の要求をクリアしたし、最終的に狙った深さに到達したことは恐らく確かなので、今後に期待が出来ます。

こういう新しい術式の開発は、時間もかかるし、やった事のないヒトには全く努力が見えなくて馬鹿にされがちなのですが、一旦確立すれば真似の出来ない独自技術になるはず。これで、本当に脳のどこからで同時に高品質の信号が記録出来るようになります。僕は、これは電気生理の革命に近い技術革新だと思っているんだけど、シングルユニット命の主流のヒトたちは実に冷たい。

まあ結局、新しい技術は、それがどんなに優れていても、その優れている所を見せる所まで持って行かないと価値がないということで、それまでは我慢の毎日が続くのである。みんなガンバレ。

7月 17

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小田急サザンタワーのカフェからの眺め。何か間違っている感じのビルが聳えている。どう見てもてっぺんあたりにボスキャラが鎮座している悪ビルっぽいんですが、手前に「代ゼミ」って書いてある。予備校生がココで授業受けてるって、何かがおかしいです。

7月 16

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たらづんの誕生お祝いに「三郎」に行って来ました。ただ、たらづんは明日がMBAのディフェンスなので、ゆっくりも出来ず、そそくさと食べて帰宅。誕生ケーキも明日に持ち越し。

でも、炙りの雲丹は美味しかったなー。

来週のO田さんとの打ち合わせも「三郎」にしました。勝手に決めました。