5月 02

東大の精密工学科で大学院生向けのトークをしてきました。かなり苦しかったです。この間のトヨタのトークと同じ話をしたつもりですけど、反応が全くない。笑いもなければ質問も無いので、話しをながらかなり落ち込みつつ、それでもがんばって話をしていたら、汗だく。まるで学生さんがスチールウールでできているような印象。聞いているのは分かるし、伝わっているのも分かるけど、同じ生き物としてコミュニケーションが出来ない。誰と目があっても意思が疎通できず。今までトークで滑った事は沢山あるけど、こういうのは初めてで焦る。

僕は思いますが、日本の教育で根本的に欠けているのは「聞く」能力の育成じゃないか。とにかく日本の聴衆の聞く能力は低い。相手から知識を吸い取るだけの能力は高くても、聞く事は相手に何かを返す事 と一体だと言う事をきちんと教えないと駄目だ。面白いと思ったら面白い顔を見せ、悲しいと思えば悲しい顔を返す。講演に参加するというのは一方通行じゃない、双方向のコミュニケーションに参加しているんだという事をきちんと理解できないと、逆に話す側に立ったときどうすれば良いかが分からない。スピーカーの気持ちを盛り上げて、予定以上のものを引き出す。それが聴衆の義務だろ?だってライブに行ったらみんなで盛り上げるでしょ?それと一緒。世の中、何一つタダで起きている事って無いんだから、聴衆はパフォーマーに何かを返すべきで、それがパフォーマーへのご褒美になるんだよね。ということを考えました。

その後、ホストのA間先生とお台場に移動して、Netrushという番組でインタビュー。ここでも、緊張して汗だくになりました。ちなみに Macでは見られないみたいですね。

mixiでフチコマさんが「M木を殺すなよ。」という日記を書いていて 、熱い。番組を見て僕もいろいろ感じる所があったけど、長い友達としての健司さんのコメントは愛情に溢れていて苦しい気持ちになります。

“スチールウール” に 3 件のコメント

  1. フチコマ健司さんのコメント:

    最近の学生は、予備校のような講義を期待してますからね。co-creativeにはならないです。フチコマとかタチコマを紛れ込ませましょう。
    M木に対してみんな厳しいですね。世間が脳科学バッシングでも始めると、M木が本領発揮して世界も揺れるんだけど、今のような単一の世界観では揺れずM木のポテンシャルが引き出されないわ。

  2. Naotakaさんのコメント:

    そうだね、タチコマに突っ込んでもらえるんだったらトークは楽しいね。
    M木さんについては、みんな期待してるだけに厳しいんじゃないかな。M木さんの対立軸も出ないだろうし、別に破滅的な状況でもないし、現状はしばらく変わらない気がします。

  3. たらづんさんのコメント:

    フチコマさんは本当に心優しい方だ。
    フチコマさんにそういう番組に乱入してもらって、ちゃぶ台ひっくり返してもらいたいです。「M木だって嫌なんだろっ!だったら言ってやれ。」みたいな誘導で。