小人 力の使い方
2月 28

今日、日大のF谷先生に協力いただいて、ECoGのインプラントを行った。片半球が硬膜下で、もう片半球が硬膜上に設置。左右64チャンネルづつでトータル128チャンネル。TPJからParietal, S1, M1, PMにPFCと広範囲をカバーしています。

で、今回は新しい道具を幾つか導入。大物としては、ヒトの脳外科手術用パーフォレーターとクラニオトーム。パーフォレータはバーホールという丸い穴を開けるドリルで、クラニオトームは穴と穴を繋ぐカッター。まずパーフォレータは頭蓋骨を貫通すると自動的に止まるというのが素晴らしい。全くの事故フリーという訳では無いようだけど、今日開けた穴8つは特に問題もなかった。多分あの骨の厚さなら大丈夫なのに違いない。今までは歯科用ドリルで恐る恐る開けていたので、ストレスが大きく減る事になった。

さらに、クラニオトームは正しい角度で使うと、ギュイーンと驚くべきスピードで骨が切れる。凄いですよ、マジで。今までの歯科用ドリルで30分かけていたのが、多分数分で終わる。両半球で大きく開けたのに、あっという間でした。

さらにさらに、脳外科用のセルフタップネジが精度が高くて素晴らしかった。一旦タップが効くと、後は 大した力も必要なく、グイグイ入っていく。おかげでぶれる事もなくて、とても安全。ただ、値段が高いのがちょっと問題。

という訳で、上等な道具はやっぱり素敵だと思った。まあ、僕たちの使っているものは、外科の先生方が使うような一流品ではないけど、専用の道具というのは、やはり意味がある。

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