1月 28
うちのラボで作っているSRシステム。去年の秋からパフォーマンスグループのグラインダーマン田口さん伊豆さんと一緒に色々な表現を模索している。最近「おっ!」と思ったのが、過去と現在を半分ずつまぜた50-50っていう表現。
映像だとよくわからないかもしれないけど、自分で体験すると、まさにシックスッセンス的な不思議な感じになる。体験者の視点だと主観的になるのでそうなんだけど、一方それを端からみてると、なんというか死者と生者が共存する世界のように見える。しかも、目の前で現実に起きていることは、画面の中の半分でしかないのに、逆にそれが現実には思えなくなる。違いはvisuo-motor couplingの有無なんだけど、明らかに違う経験。
もしかしたら、これって能の幽玄に近い感覚なのかなと思ったら、絶対そうに違いないと確信したりして、結構愉快。しかも、スクリーンで見ているヒトは能舞台を見る視点だけど、SRを体験しているヒトの視点は、能を演じる演者の視点。これは今までは舞台に上る演者しか体験出来なかった訳で、我ながらすごいんじゃないかと。
映像表現としてはこれでも十分新しいのだけれど、これをさらにパフォーマンスとして昇華させる方法を模索中。色々楽しいぞ。
