10月 16

エピファニーワークス林口さんに誘われて、ナレッジ・ガーデン第3回に参加しました。
タイトルは?「ソーシャルブレインズ – 関係性の中での脳機能」というもので、一体どうなっちゃうのか心配でしたが、期せずして準備していったトークの内容と、グラインダーマンのパフォーマンスがフィットして、面白かったです。

グラインダーマンの田口さんとは、うちのSRシステムを使ったコンテンツを作れないかという相談をしていて、もしかしたら、そのうちこういうパフォーマンス体験型のコンテンツを一緒に作れるのではないかと楽しみにしています。

10月 04

「精神機能の自己制御理解にもとづく思春期の人間形成支援学 領域略称名:自己制御精神」

領域番号:4301

設定期間:平成23 年度?平成27 年度

領域代表者:笠井 清登

所属機関:東京大学医学部附属病院

進化史上人間に特徴的である長い思春期は、社会との交流を通じて自我機能を育む、極めて重要なライフステージであり、大脳皮質のなかで最後に前頭前野が成熟することと対応している。人間の精神機能の最大の特長は、進化過程で発達した前頭前野を活用して、高度な言語能力と社会性の上に自我機能を成立(自己像を形成)させ、自分自身の精神機能さらには脳機能を自己制御することである。

本領域は、人間における自己制御精神の成立、思春期における発達過程を個人・集団レベルで解明し、分子から社会までの統合的・学際的アプローチで思春期における自己制御精神の形成支援を目指す。このため、以下の研究項目について、「計画研究」により重点的に研究を推進するとともに、これらに関連する2年間の研究を公募する。1年間の研究は公募の対象としない。なお、研究分担者を置くことはできない。公募研究の採択目安件数は、単年度当たり(1年間)の応募額600万円を上限とする研究を6件程度、400万円を上限とする研究を12件程度予定している。

研究項目A01 では、思春期の精神機能の自己制御についての横断的疫学研究、進化心理学的・神経行動経済学的研究など、集団を対象とした研究を歓迎する。進化倫理学に関する研究も審査対象となりうる。

研究項目A02 では、精神機能の自己制御の基盤となる自己参照的な認知行動を、分子から集団に至る多様なレベルで、かつ、発達・系統発生・社会性など多様な評価軸で比較して、その生物学的基盤を解明する研究を歓迎する。また、自己参照的な認知行動の構成論的・モデル構成的研究も対象とする。

研究項目A03 では、精神機能の自己制御とその障害の分子から心理・社会までのアプローチによる形成・修復支援法の開発を目指した臨床研究を歓迎する。脳神経倫理学に関する研究も審査対象となりうる。

 

各研究項目とも、特に、従来、小児期・成人期の研究の狭間で扱われてこなかった思春期に特化した研究、従来の還元主義的な脳科学では扱えなかった再帰性・自己参照性を持つ自我・自己制御に焦点を当てた研究の提案を期待する。また,若手研究者の積極的な応募を奨励する。

(研究項目)

A01 思春期の自己制御の形成過程

A02 メタ認知と社会行動の発達にもとづく自己制御

A03 分子から社会までの統合的アプローチによる自己制御の形成・修復支援

申請方法等につきましては,文部科学省のウェブサイト

http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1310451.htm)をご参照いただき,所属機関の研究費担当にお問い合わせください.

様式:S-1-21

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/09/01/1310384_18.doc

※「公募研究」とは、一人の研究者が、当該研究領域の研究をより一層推進するために「計画研究」と連携しつつ行う研究であり、当該研究領域の設定後に公募するものです。なお、公募研究には、研究分担者を置くことができません。また、研究期間が1年間の研究課題は審査に付されません。

 

10月 02

日曜日の夕暮れ

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日曜日の夕方には、自分には何かが根本的に欠けていることを強く感じる。何が欠けているんだか分からないんだけど。

子供の頃は、自宅の自分の部屋が間違いなく自分自身の居場所だったけれど、今は世界中のどこにもそういう安心出来る場所がない。どこにいても、その場所がパーマネントに誰にも犯されない安心できる場所であるという感覚が持てない。本当に持てない。唯一安心出来るのは、飛行機のシートの上だけの気がする。エコノミーでもなくファーストクラスでもない、ビジネスクラスのシートだけが、今の僕が安心出来る唯一の場所なのではないかと思うと本当にがっかりする。

それは、もしかしたら今の自分の仕事が不安定で、数年後にどこにいるかが分からないという理由から来ているのかもしれない。まあ、僕のような仕事にはそういう積極的な不安定さというものも必要なのかもしれないけれど、周りのみなさんがあまり大きな悩みを抱えていらっしゃらないように見えるので不安になる。
でも、同じような立場の研究者と話をすれば、僕が口にする不安に対して、「君が不安に感じているなんて信じられないし、感じる必要もないじゃないか。不安なのは僕の方さ」と言われたりするので、お互い様なのかもしれない。
どこにも辿り着けず、何も残せないというのは、科学者という仕事をしていて本当に恐い事なのだけれど、世の中の殆どの科学者は多分そういう形で一生を終えるのだろう。

明日の事を考えなければ、ヒトは明るく生きられるのであるという松沢さんの言葉は慧眼だと思うけど、日曜日の夕方には、明日のことを思わない訳にはいかない。
でも、もし、日曜日の夕方に気がつくような、僕に欠けている何かが満たされたとしても、どうせ別の何かがそれと同時にカリッという音とともに欠けてしまって、結局何の解決にも近づかないというのは、すでに分かっている事ではある。

それにしても、子供の頃に本とか漫画とかを読んでいた時に感じていた、安心して過ごせる自分だけの場所を、もう一度手に入れる事は出来るのだろうか?もし、出来ないのだとしたら、不幸なことではあるけれど、受け入れるしかないんだろうね。

9月 24

BEGINS T Shirts

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BEGINSのTシャツを作ってみようかと思いますが、色で悩む。

9月 06

Neurotycho BEGINS

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ここしばらく準備していた神経科学学習用ツール「Neurotycho BEGINS」を正式リリースしました。当然のことながらベータ版。
元々は、中学生向けに準備していたものですが、実際に作ってみると結構難しいことが分かってどうしようかと悩んでいます。ただ、少なくとも高校生もしくは大学の学部教育あたりで便利に使えるんじゃないかと思います。

ここで出来ることは、サルの片半球から記録したECoG信号の条件間比較。条件は、6つのイベントウィンドウや、リーチングで使った腕の左右、運動しているのが自分か他人かの違い、相手との上下関係、相手との相対位置などを好きなように設定するだけで、何千の組み合わせで比較ができます。
その中から、意味のありそうな組み合わせを見つけて、二日間で同じような変化が確認できれば、本当の変化かもしれません。そういう、意味のありそうな組み合わせを見つけるのは、ちょっとしたコツが必要です。 僕達が色々試してみた結果の一部が、ガイドブック「初めての脳科学」の中に書いてあります。

初めての脳科学」は、BEGINSを楽しむためのガイドブックとして書いた40ページ程度のテキストです。内容は一応基礎的なところから始めていますが、本当に何も知らないという中学生視点で見てみると、まだまだ難しいかもしれません。なので、もし読んでみて、難しいと感じられたら、どこが難しいのか教えていただけると助かります。BEGINSと一緒で、こちらのテキストも適宜アップデートしていくつもりなので、ご協力いただければ幸いです。

解析に使っている具体的な時間窓や検定の方法などについては、英語ですがこちらのwikiを御覧ください。

ちなみに注意点として、IE9, Chrome, Safari, Safari for iPadでは動きますが、FirefoxとSafari for iPhoneでは動きませんのでご注意下さい。